忍者ブログ

+dilagare+プチオンリー主催中。

女性向き(BL等)、腐女子向け。『家庭教師ヒットマンREBORN!』の二次創作が中心です。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 2024/05/19/10:27

ハッピーウエディング?んな馬鹿な!!


現在リボーン→ツナ
※アニリボ標的68ハッピー?ウエディング派生ネタ

ペーパー№2より再録。
うん、色々と時期を逃したんだ;。

拍手





なんやかんやで怒濤の結婚式が終わったあと、ツナはリボーンと一緒に帰路に着いていた。

今日はいきなりリボーンとビアンキの結婚式に招待されるは、居なくなったリボーンの代わりにジャンニーニが造ったリボーンロボットを四苦八苦と操作してビアンキを誤魔化すも、最後にはバレてビアンキが暴走しかけるは、間一髪でリボーンが止めに現れたかと思ったらまたもやロボットで、その試作品の大量のリボーンロボットで会場が埋め尽くされるは(結果的に、その中からリボーン本人を見つけられなかったビアンキは、納得してその場は収まった)、大変だった。最終的には奈々と家光の結婚式仕切り直しとなり、それぞれが楽しむ事ができたわけだが疲労感が拭えるわけではない。
いつだってリボーンの行動にはツナの苦労が付随してくるのだ。

幸いな事といえば、ビアンキが愛の修行をしてくると式の後姿を消し、獄寺君は病院に運ばれ、山本は親父さんと片付けに。ディーノさんは部下に呼び出され帰国、母さんと父さんは数年ぶりのデートに出かけ、今この場に自分とリボーンしか居ないことだ。皆には申し訳ないが、今は少しでも静かにしていたかった。

「そう言えばお前は、オレがどれだと思ったんだ?」

平和っていいな~、と思いながら歩いていると突然リボーンに問いかけられる。式に現れた大量のリボーン人形の事だろう。
「俺?全然分かんなかったよ~。どれもお前っぽいけど違うしさ。そしたらあんな所に居んだもん」
そりゃ見つからないはずだよな、と続ければリボーンは暫し考え込んだ後、聞いてきた。
「じゃあ、お前はあの中にはオレはいないと思ったんだな?」
「え?まあ、うん。そうだね」
それがどうしたのだと思うが、さして気にせずに帰路を歩く。
リボーンはニヤリと赤子らしからぬ嗤いを見せると。ツナの肩に飛びのった。
「お前ならいつでも嫁に来れるな」
「はあ?何言ってんだよ」
いきなり飛びのってきたリボーンに驚きつつ、耳元で言われた言葉に呆れる。確かにあのロボットの群れの中にはリボーンを見つけられなかった。だからと言ってビアンキのようにそれが、愛の力などとはとてもじゃないが言えない。普段から綱吉はリボーンの変装はことごとく見破れるのだ。むしろ見破れない周りのがおかしいと思っている。ロボットだって同じで、朝のように驚いた状態でなければ区別はつくのだ。何を今更と笑い飛ばすと今日の文句を言い、リボーンの言葉などすっかり忘れてしまった。
妙に優しい手つきで髪を撫でてくるリボーンの不審な行動は気になりはしたが。
その事を後悔するのはもう少し後のこと。

数ヶ月後、目が覚めると左手の薬指には見たことの無い指輪がはまっていた。
こんな突拍子も無い事をするのは自分の知る限り一人しかいない。現に、ツナの左手を満足そうに見つめている。
「リボーンさん」
「何だ?ツナ」
「…本気ですか?」
「本気じゃなかったら、給料三ヶ月分をはたいた指輪なんぞ贈るわけ無いだろ」
「給料三ヶ月分て、どんだけだよ!!」
「思ったより浮気センサーの搭載に苦労してな。…男には近付くなよ?爆発するぞ」
「どんなんだよそれ!て、生活出来ないから!!」
「無理に外そうとしても爆発するしな。安心しろ。オレが近付いても爆破はしねーからな」
「て、どこさわってんだよ!!むしろお前相手に爆発して欲しいよ!ギャ――――――!!

PR
<<< PREV  → HOME ←   NEXT >>>
 更新履歴
02/22 [ Other ] OFF活動
12/27 [ Other ] OFF活動
12/27 [ Other ] OFF活動
M E N U