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  • 2024/05/06/02:24

イタリア関連

おおまかにWEBや本で調べただけなので、間違いなど有りましたらご連絡くださると嬉しいです。

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イタリアの結婚

イタリアでは、カトリックの影響が強い為か、結婚・離婚には面倒な手続きが必要なようです。
結婚は18歳以上であれば親の同意がなくても結婚できるとのこと。

イタリアの結婚には二種類あり、教会できちんと伝統的な式を挙げる「宗教婚」。役所で簡略な式を挙げる「民事婚」が有ります。
が、双方ともに「結婚式」と言う儀式を行わないと、結婚は認められない仕組みになってます。


まずは、大体のイタリア人が選択する「宗教婚」の説明から。

「宗教婚」は、その名のとおり教会で結婚を認めてもらう事。
まず、教会に結婚式の予約をし、役所に何月何日に結婚式を行います、という届け出を提出。その際には、イタリアには戸籍謄本が存在しないので、出生証明書・居住証明書・独身証明書が必要である(これらの書類を受け取るにも、何回も役所の窓口に並ばなければいけないので、けっこう大変との事)。
その次に、教会が行う「結婚準備講座」というのを婚約者二人で必ず受講する。
通常、週1回1時間ずつ、3カ月に渡って行われる。
神父や牧師による、結婚についての説教。既婚者の体験談や、果ては心理学者や性科学者によるカウンセリングのようなものまで有るそうです(聖職者の皆さんは、何故かセックスの話にはやたら詳しかったりするそう)。
この講座を修了すると、2人が結婚式を挙げることを教会が初めて認め、何月何日に誰と誰が結婚式を行います、という公示を張り出す。この公示は誰でも自由に見ることができ、誰かが結婚に異議がある場合でも、それを申し立てる権利があるからとの事。
よく教会での式の場合に「この結婚に異議の有る者は・・・」と聞かれるのは、この風習の名残。
こういった仕組みが残っているので、イタリアでは「極秘結婚」はまず不可能です。
この一連を経て、結婚式を行い役所からも自動的に民事的な結婚と認められ、晴れて夫婦と認められる。

教会での結婚式は公開されてるので遭遇してしまった場合、観光客でも一緒に祝う事は可能。

 

次は、最近増えつつある「民事婚」の説明。

こちらの場合は教会には行かずに、前記と同じように役所に届け出をします。民事婚の場合は、この時点で役所に式の予約をし、届け出を受理すると、掲示板に公示を張り出す。
そして式当日は、新郎・新婦それぞれの証人(通常は親しい友人)の立会いの下、役所で紫色のたすきか何かを身につけた正装の担当者が、役所の帳簿に記載することを宣告し、結婚式が終了します。
まあ大体の場合がこの後、披露宴を盛大に行うようです。

民事婚の場合は結婚式を挙げているのですが、教会はその結婚に携わってない為、教会として結婚しているとは認知しないそうです。

 


国際結婚の場合、更に面倒な手続きが結婚式の前後に必要になりますが、ここでは割愛。





披露宴は、それ用の会場が無いためレストランでのお食事会、田舎ではお祭り騒ぎ。メニューは土地それぞれのお祝いメニューが並ぶ事が多いとの事。
因みにウェディング・ケーキは大きい平らな形状で、上に新郎新婦の名前等が入った飾り付けの物。

日本とは違う点は、結婚の贈り物を「リスタ・ノッツェ」と言う、事前に欲しい品物のリストを親戚・友人に配り、彼らはその中から贈るものを選んで買う、という仕組み。無論、リスト以外の品を自分で選んで贈ることも可能。
このリストは、婚約者同士が自分達で店を選び、店と相談しながら作るとの事。
食器・調理器具等の店、電器店、寝具、生活雑貨店等の中から通常はひとつ、多くても二つ、これら全部を扱う大きな店は大都市にしかないので、通常はどれかを選択する。
贈る人が選べるようにピンからキリまでの値段の品物を選ぶ。

 

 

シチリア島のパレルモでは、9月は1年中で一番結婚式の多い季節だそうです。イタリア全体かどうかは不明(調べ不足;)。

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イタリアの離婚

教皇のお膝元と言う事で、イタリアで離婚が法的に認められたのは1970年と、極最近の事。
法律で認められるまでにも、長らく紛争が有ったようです。

離婚が認められる以前にも「結婚取り消し」と言う婚姻自体が無かった事になるものか、「法的別居」を民事裁判所に申し立て、別居を公に認めてもらう(別居にも法的な手続きが必要な為)という方法で別れる事は、一応可能であった。
が、手続きが面倒な上「結婚取り消し」には余程の事情が必要であり、この頃の「法的別居」には相続権の問題、また別居した元パートナーに対する扶養義務も付随する等の問題が有った為、幾度かの運動の末ようやく法律化した。

 

「離婚」をする為にはまず「法的別居」の状態にならなければ成れません。
現在の法的別居は事実上の離婚に近いので、民事裁判所に法的別居を申し立て、財産の分与・親権・扶養等の離婚の条件を双方の弁護士が、法廷で一つ一つ争い細かい条件の協議やチェックを何回にも渡って行う。
そのたびに裁判所に通い(これが結構面倒で辛いらしい)、弁護士に支払い、上記の全てが終わった所でようやく法的別居が認められます。
そして、3年間の法的別居状態を経た上で、初めて離婚が成立。

 

 


因みに、日本と違って養子同士も近親者と成る為、両親の再婚で兄弟姉妹になった者同士の結婚は出来ないとの事。

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イタリアの同性婚について

今回は、イタリアでの同性間での結婚について。

現在、同性間での婚姻には二種類ある。

男性と女性の区別の無い、「同性結婚法」。
同性のカップルにも一般の夫婦と同等または同等に近いの利益と保護を認めた、「シビルユニオン法」。

イタリアでは“国”としては認められていないが、一部の州で2004年にシビルユニオン法が施行されている。
このシビルユニオン法には三つの区分、パートナー登録をする事で、同性結婚法と実質的には同じ法的保護や権利が認められる「Civil partnership(パートナーシップ法)」。と、パートナー登録をすることで一般的な夫婦と同じ権利が認められるが、養子などの子供権利が認められていないことが多い「Registered partnership(パートナーシップ法)」。登録の必要はないが、税金等の申請の際に同性パートナーの税金的控除が認められている「Unregistered cohabitation(事実婚)」が有る。

イタリアでは、フランスの民事連帯契約法と同様の制度を導入している為、この内の「Registered artnership(パートナーシップ法)」が該当する。

内容としては、共同生活を営むカップル(内縁者)を対象とし、当事者自身が自由に契約内容を決め、契約書を作成。それを裁判所に提出して公証してもらう。養子が出来ない、相続権がない等の制限が有るものである。


【シビルユニオン法が施行されている州】
・トスカーナ州
・ウンブリア州
・エミリアロマーニャ州
・カンパニア州
・マルケ州
・ヴェネト州
・プーリア州
・ラツィオ州
・リグリア州
・アブルッツォ州8地域
 (タスカニー、ウンブリア、エミリア、ロマーニャ、カンパーニア、マルシェ、ヴェスト、プーリア、ラツィオ)

 西オーストラリアでは16歳、スコットランドでは18歳になると「ホモセクシャル」(同性同士でのSEX?)の権利が発生するとの事だが、イタリアに関しては確認できませんでした。

 

因みにイタリアには、生殖医療に関する法規制が無いため、欧州中の患者が集まってくるらしいです。
マフィアの財力を有効活用して、先生とツナの子供を造る事も可能かも(笑)。あーこの場合、クローン法も掛かってくるのかな;。

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エスプレッソについて

エスプレッソ (espresso) は、コーヒーの一種で風味が濃く、こくのあるコーヒー。イタリアやフランスではもっともよく飲まれ、イタリアでコーヒーと言えばこれを指す。
基本、砂糖を沢山入れて甘くして飲むようです。


エスプレッソの語源は「急速」との説と、「特別に、あなただけに」との説、「抽出する」という意味の動詞の過去分詞形から派生したとする説がある。誰が最初に名付けたのかははっきりしていない。ただ、当時から蒸気機関車の図版を用いて宣伝活動を行っていたエスプレッソマシンメーカーもあったことから、「急速」のイメージは強く関わっていることがわかる。
ちなみにイタリア語の鉄道用語でエスプレッソと言えば「急行」をさす。


エスプレッソは、エスプレッソマシンという専用の器具を用いて、深煎りの微細に挽いたコーヒー豆をカップ型の金属フィルターに詰めて、9気圧の圧力と約90℃の湯温で20から25秒の抽出時間で約1オンス(30 ml)のコーヒーを抽出したもの。普通のコーヒーカップの半分ほどの大きさのカップで供されるため、デミタス(demiは半分,tasseはカップの意)とも呼ばれる。因みに、エスプレッソの量は、北に行くほど多くなるとの事。

コーヒー豆を7 g使用したものをエスプレッソ。
14 g使用したものはドッピオと呼ぶ。
また、エスプレッソを15 mlまで淹れたものはリストレットと呼ばれ、ウィークコーヒーの元になる。
豆の焙煎が強いのでカフェインは揮発し、抽出時間も短いことから、カフェインの含有量はドリップコーヒーに比べて少ない。


■エスプレッソの作り方
エスプレッソマシン一般的に用いられているエスプレッソマシンには電気式のものと“マキネッタ”と呼ばれる直火式のものあるが、電気式のものの方が高い圧力をかけることができるためおいしく淹れられるといわれる。

□電気式
蒸気式、ポンプ式、レバーピストン式に分かれる。家庭用の小型のものから業務用の大規模なものまで多様。

電気式の自動エスプレッソマシンでは、まずエスプレッソ用に細かく挽かれた豆を、バスケットにタンパーで押し込める。これをタンピングという。
均等に押し込めたらマシンにセットし、圧力でコーヒー液を抽出する。 マシンによって仕上がりは異なるが、エスプレッソには黄金色の泡が浮かぶことがある。これはコーヒー豆の油分やタンパク質に由来するもので「クレマ」と呼ばれ、香りの重要な要素であると言われる。この上に砂糖を浮かべ、飲み干すのである。

 蒸気式
比較的安価であるが、抽出方式は直火式と同様であることに注意を要する。
 
 ポンプ式
エスプレッソマシンとして最も普及しているタイプである。価格的には高級機から入門機まで、幅が広い。エスプレッソに最適な圧力は9気圧といわれ、ポンプ式は9気圧以上の圧力をかけることができるが、圧力が高ければよいというものではない。

 レバーピストン式
レバー操作によって圧力をかけて抽出するため、抽出具合を見ながらの調整が可能である。最も趣味性の高いマシンともいえる。その分操作は難しく、高価なものが多い。
コーヒー豆の利用方法によっても、いくつか種類がある。

 

□直火式
小型で持ち運びが簡単であり、屋外でも使用でき、安価で置き場所も取らない。しかし、蒸気圧を利用して抽出するため前述したクレマが立たないのと、コーヒー豆がフィルターに詰まらない限りはそれほど高い圧力で抽出している訳ではないため、多少抽出され易い成分ばかりに偏り、風味という点で劣る。

コンロの上に置かれたマキネッタ直火式はコンロの上に直にエスプレッソマシン(マキネッタと呼ばれる)を置いて、熱を加えた際に発生する蒸気圧力によって抽出する方法である。

具体的には、抽出器であるマキネッタの底面が水タンクとなっており密閉されていて、下から熱を加える事で沸騰した湯がサイフォンによりマキネッタ内部に入れられたエスプレッソ挽きのコーヒー豆粉末を通って、その上部にあるカップや、またはコーヒー溜まりに溜まるようになっている。
 

この他に、手動式・全自動式・ポッド式・ネスプレッソ式等ある。
エスプレッソマシンには、抽出時間や圧力などを手動で調整するなど複雑な操作を必要とする物もあり、細かく要望に応じた味を引き出すことが出来る。この技能に精通し、また以下に述べるバリエーションドリンクを淹れるにあたって、コーヒーに浮かべるフォームミルクに模様を入れる(ラテアート)など、専門の技能を持った者をバリスタと呼ぶ。

■デミタスカップの起源
1806年、ナポレオンがイギリス製品をボイコットする大陸封鎖令を発してフランス植民地で砂糖やコーヒー豆が極端に不足した。このことがきっかけでコーヒー風味等の多くの代用品や、新しいコーヒー飲料は生まれるれた。
ゲーテもイタリア滞在の際には寄ったと言われるローマの「カフェ・グレコ」の3代目オーナー、サルヴィオーニは、苦肉の策としてそれまで出していたコーヒーの量を単純に3分の2にして、価格を下げることで当座をしのいだ。これは多くの客に受け入れられ、グレコは多くの姉妹店を出した。これがデミタスカップの起源である。

■エスプレッソの起源
ドリップコーヒーに比べてサイフォン式のコーヒーが圧力によってより早く、濃厚なコーヒーが淹れられるように、さらに高圧力で高速にコーヒーを淹れる方法として、エスプレッソマシンはデミタスカップの誕生から1世紀後の1901年にルイジ・ベゼラによって開発された。この特許を買い取ったデジデリオ・パボーニが1906年のミラノ万国博覧会に<ベゼラ>という名前で出品したのがエスプレッソの起源であり、1杯ずつ注文に応じて淹れる手法がトルココーヒーで既に定着していたイタリアで広く受け入れられたのである。
現在多く用いられている電気式のマシンは、1961年にエルネスト・バレンテによって開発された。日本でエスプレッソドリンクが広く受け入れられるようになったのは、スターバックスをはじめとするシアトル系コーヒーショップがチェーン展開されたことが大きい。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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エスプレッソのバリエーション

バリエーションドリンクに用いられる場合には、エスプレッソは「ショット」 (shot) という単位で数える。


■カフェ・ラッテ カフェ・ラッテ(Caffè Latte)
「コーヒー・牛乳」と言う意味のイタリア語。より正確には「カッフェ・ラッテ」となるが、イタリア語ではカッフェッラッテ(Caffellatte)と続けたり、カッフェ・エ・ラッテ(Caffè e Latte:「コーヒーと牛乳」)とも言う。イタリア・ヴェネツィアにある喫茶店カッフェ・フローリアンが発祥の地。
イタリアではコーヒーと牛乳を混ぜていればカフェ・ラッテであるが、コーヒーは一般的にエスプレッソ形式で供されるので、カフェ・ラッテもエスプレッソ+牛乳の組合せである。日本でもエスプレッソを用いたものを「カフェ・ラッテ」と言い、カフェ・オ・レと区別している場合が多いようである。


■カフェ・オ・レ (仏語:café au lait)
フランスで好まれるコーヒーの飲み方。仏語を英語に直訳すると"coffee with the milk"となり、日本語だと「牛乳入りコーヒー」となる。
濃く入れたコーヒーと熱い牛乳同量を、大き目のカップに同時に注いだもの。持ち手のないカップ(カフェ・オ・レ・ボウル)で供されることが多い。
フランスの家庭では主に朝食時に供され、大きめのカップはパンをカフェ・オ・レに浸して食べるのにも向いている。


■カプチーノ(cappuccino)
イタリアで好まれているコーヒーの飲み方の1つで、陶器のコーヒーカップに注いだエスプレッソに、クリーム状に泡立てた牛乳を加えたものをいう。
イタリア語の本来の発音は「カップッチーノ」に近い。好みによってシナモンやココアパウダーで風味付けすることもある。


■カフェ・マキアート (caffè macchiato)
1ショットのエスプレッソに少量のフォームドミルク(蒸気などで泡立てた牛乳)を注いだものである。
マキアートとは、イタリア語で「染み」と言う意味で、エスプレッソに注いだミルクの跡が染みの様に見えることから名づけられた。
本来はエスプレッソにスプーン1杯程度のミルクを落としたものであるが、カフェによってはエスプレッソとミルクを1:1の割合で加えたりとばらつきがある。


■キャラメル・マキアート
カフェラテをキャラメル味の”シロップ”で味付けした飲み物である。
スターバックスのキャラメル・マキアートは、ヨーロッパのいわゆる”マッキアート”(上記参照)ではなく、カフェラテにバニラシロップを加え、更に上からキャラメルシロップを回しかけた飲み物である。
使われるシロップは、当初ヨーロッパでカクテルやソーダに入れる冷たい飲み物のために開発されたもので、シアトルを基本にラテをアメリカナイズさせるために改良され、熱に強いものになって現在フレーバード・ラテに使用されている。


■カフェ・モカ(café mocha、caffe mocha)
エスプレッソ、チョコレートシロップ、スチームミルクを混ぜた飲料。
チョコレートとミルクの代わりにココアを使うこともある。ホイップクリームなどをトッピングすることが多い。
単にモカともいう。本来、「モカ」とはモカコーヒーのことで、チョコレートは使っていないが、チョコレートの風味があるといわれる。カフェモカは、チョコレートを入れることでその風味に似せたものである。
アメリカ生まれの飲料であるが、イタリア風を意識しており、コーヒーにはエスプレッソを使うのが本式である。


■カフェ・コレット (Caffè Corretto)
エスプレッソに少量の蒸留酒を加えた飲料である。「コレット」はイタリア語で「正しい、味を良くした」の意味を持つ。
一般的にはグラッパ※1(ブドウの搾りかすを発酵させたブランデー)が使われることが多いが、アマレット(アーモンドの香りをもつリキュール)などの他の蒸留酒を使うこともある。

 

※1
グラッパ(Grappa)はイタリア特産の蒸留酒で、ブランデーの一種。
ワインを蒸留して作る一般的なブランデーとは違い、ブドウの搾りかすを発酵させたアルコールを蒸留して作る。多くは樽熟成を行わないので無色透明であるが、ブドウの香りを程よく残す美酒。アルコール度数は30~60度。香り付けしたものもある。
イタリアではポピュラーな酒で食後酒としてよく飲まれ、バールにも置かれている。 グラッパは度数が高いためリキュールを作成する際にも使用される。
EUの法律でグラッパと呼べるものはイタリアで作られたものと決められている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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